PRP療法について
- 自己の多血小板血漿(Platelet-Rich Plasma:PRP)を用いた整形外科治療です。(熊本県下初:2019年1月現在)
- 自己血から抽出した高濃度のPRPを患部に注入することで、自己組織の修復を促す再生医療です。
- 本人の血液を用いる為、合併症の危険性はありません。
- 注入するPRP量は、患者様ごとに異なります。
- PRP療法の適用については、一般外来の診察後に医師が判断を致します。
変形性関節症の患者様に対するPRP療法
費用
種別 | 2種:関節内(PRP 3ml) | 3種:関節外(PRP 1ml) |
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対象 | 変形性関節症 | スポーツ外傷、障害 |
注射部位 | 膝、肩、ひじ、股関節 足関節、手関節 | 靭帯、筋、腱 |
価格 | 77,000円~ | 24,200円~ |
備考 |
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診療について
- 骨に関しては効果が期待できません。
- 診療には機材の準備などの関係で、1ヶ月ぐらい時間を要する場合があります。(今すぐの注射を希望されても対応致しかねます)
- 3ヶ月程度の定期通院が必要です。
- 注射治療の間隔は3週間~4週間程度となります。
- 同意書への記入が必要です。
PRP2種(関節内投与) PRP3種(関節外投与)
治療の流れ
①医師の診察後、採血をします。 | |
②採血した血液を専用キットに入れ、遠心分離機で遠心分離します。 | |
③遠心分離後は、血漿層、ゲルセパレータ層、赤血球層と分かれます。 | |
④血漿層の下層部に濃厚なPRPがあるため、その部分を抽出します。 | |
⑤このPRPを患部へ注射します。 | |
⑥注射の前に、超音波画像診断装置で患部の確認をします。 | |
⑦医師が患部へ注射します。 |
お問い合わせ
- 熊本回生会病院 スポーツ外来専用ダイヤル(直通):096-237-1165