X線骨密度測定
![]() | X線骨密度測定装置 Discovery Ci型 (HOLOGIC社製)を導入しました。 |
装置の特徴
これまで、骨強度や骨折リスクの診断は、主に骨密度(BMD)に頼ってきました。しかし、BMDだけの検査では、骨折リスクを完全カバーすることは不可能です。そこでこの装置では、BMDに加えて脊椎骨折分析(IVA)機能をプラス。潜在的な脊椎骨折の存在を明らかにすることで、骨粗鬆症による将来の骨折リスクを、より正確に把握することを可能にします。
骨粗鬆症について
日本国内における骨粗鬆症患者は、高齢女性を中心に年々増加しており、自覚症状のない未受診者を含めると、推計で1100万人超に上ります。 中でも患者の8割は女性で、特にホルモンの分泌バランスが変化する更年期以降の女性に多く、60代女性の3人に1人、70代女性の2人に1人が骨粗鬆症の疑いがあると言われています。骨粗鬆症は初期段階において自覚症状が無いため、骨折して初めて気づくケースが多く、それらを未然に防ぐ為には定期的な診察と検査が必要となります。当院では上記装置を使用し、入院患者様と外来患者様(要予約)向けに診断しております。