APS療法について ※熊本県下初(2021年4月現在)

  • APS療法は、従来のPRPに更に特殊な工程を加えることで、PRPの「炎症を抑える成分」がより抽出され、効果を強くしたものを関節内に投与して、痛みをやわらげる治療です。そのためAPS療法ではこれまでのPRPよりも疼痛改善の効果が高く、持続することが期待されます。APSは「次世代PRP療法」とも呼ばれています。


変形性関節症の患者様に対するAPS療法

  • 当院では変形性関節症と診断された患者様に対して、患部の疼痛軽減、損傷した組織の治癒、修復を目的に、APS療法(関節内投与)を行っています。

  • 計画番号:
    PB7200032(※2021年3月9日受理)

    ※厚生労働省「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に基づき、提供計画の申請を行っております。


治療の長所、メリット

  • 自己組織由来なのでアレルギーが起こりにくいです。
  • 日帰りでの処置が可能です。
  • 治療手技が簡単で、治療痕が残りにくいです。


治療の短所、デメリット

  • 変形性関節症を根本から治す治療ではありません。
  • 数日間、炎症(痛み、熱感、赤み、腫れ)を伴う場合があります。
  • 注射部位に硬さ・しこりが残ることがあります。
  • ごく稀に投与箇所、採血部に感染症が起こる可能性があります。


費用

  • 1回につき、330,000円(税込)
  • 現時点では、保険外診療とされる為、自由診療となり自己負担が発生します。


同意書

  • APS療法を受けられるにあたり、同意書への記入が必要です。


他の治療法との比較表

       
治療法概要効果持続治療リスクアレルギー
APS関節内投与で①損傷患部の疼痛緩和効果②軟骨の保護効果③関節内の炎症を抑制効果が期待される単回投与で12ヶ月~最大24ヶ月活動を2週間程度、制限して頂く事があります自己由来のため比較的低いと言われている
PRP関節内投与で①損傷患部の疼痛緩和効果②軟骨の保護効果が期待される単回投与で6ヶ月程注入部位の痛み腫れなどのリスクはほとんど変わらない
ヒアルロン酸関節内投与で物理的クッションの働きから、疼痛緩和効果がある連続5回/1週間投与で6ヶ月程品質管理されており安全性は高いが、アレルギー反応などの可能性は否定できない


治療の流れ

①医師の診察後、55mL採血をします。

②採血した血液を専用キットに入れ、遠心分離機で遠心分離します。

③遠心分離後、PRPを抽出します。

④抽出したPRPを専用の容器を入れます。

⑤再度遠心分離にかけます。

⑥遠心後抽出されたAPSを約2.5mL吸引します。

⑦作製されたAPSを使用し、医師が患部へ注射します。



お問い合わせ

  • 熊本回生会病院 外来専用ダイヤル(直通):096-237-1165